「ALI」のネーミングの由来は「Air Lake International」の頭文字からとっております。
「Air」は、エアロパーツが持つ、エアロダイナミクスを追求したデザインと、空気。
「Lake」は、本社がある滋賀県米原市は琵琶湖に面しており、母なる湖に尊敬と敬意を表しています。
私たちが生きていく上で、「Air」も「Lake」も必要不可欠です。これからの時代、環境問題を真剣に考えていかなければなりません。

私共の扱う自動車は、石油燃料を燃やし、ＣＯ2を吐き出し、社会悪と呼ばれるものに成りやすい商品です。

特にこの「アフターマーケット市場」では、今まで、環境は二の次に捉えられえてきました。
より派手に、よりハイパワーに・・・。時代と逆行してきました。
しかし今回立ち上げた「ALI」は、環境を考慮した上、よりスタイリッシュでアグレッシブなデザインを既存の自動車に与え、次代に向けたカーデザインの提案を行っていきたい、という思いがこもっております。

先日の日本経済新聞で、「いつかはクラウン」の時代が終わったと掲載されていました。
今、大排気量で高出力の自動車を望むのは、ほんの一握りの自動車熱狂愛好家の方々だけとなってしまいました。
私共は、長年米国車の輸入・販売に携わっており、大排気量で高出力の車の魅力を十分理解しておりますし、私共の扱う商品として今後も輸入・販売には携わっていきます。
しかしながら先に述べた通り、「いつかはクラウン」の時代は終わったのです。
また、若者の車離れも私共の業界では深刻化しております。
自動車が憧れだった時代は既に終わっており、白物家電化が進んでいるのが現状です。
そんな中、トヨタが出したハイブリッドカー「プリウス」は、この環境問題が深刻化した世の中で爆発的なヒット商品となっております。
今回、私共は先代プリウスをベースにエアロパーツを開発いたしました。
これは、若者がまず初めに自動車を買うとき、ユーズドカーを選択肢に選ぶ方が多いのも理由の一つです。中古車市場に流通し始めた20系プリウスをベースとすることで、若者たちも気軽に「かっこ良い」「人とは違う」プリウスに手が出せると思い、先代ベースとしました。

プリウスの特徴である「トライアングルモノフォルム」と呼ばれるおむすび型のデザインは、現在のカーデザインの主流でもあります。
この完成したデザインフォルムをベースに、より力強い、アグレッシブなフォルムを形成することを成功することで、今までエアロパーツが似合わなかった車種にも展開できると思っております。
私共の提案する「ALI」デザインは先にも述べた通り、現行プリウスや、インサイトにも展開できるよう、既に開発が進んでおります。
また、「トライアングルフォルム」の、SUVに向けた開発も進んでおります。

アグレッシブでスポーツラグジュアリーな「ALI」デザインは、拡張性が高く、これから様々なラインアップを展開していきます。